学校課題　研究授業　～6年2・3組

　10月27日(月)の3時間目に、学校課題　研究授業として、6年2・3組の体育の授業を参観し合いました今回も、新規採用教員と教育実習生のための「先輩の授業」としても位置付けました

　「ポートボール（ゴール型ゲーム）」の授業でした

あいさつをして、準備運動を行いました。

今日のめあてを確認しました。

「スペースに動き、声を出してパスをもらおう。」カードに記録を蓄積していくことで、単元の流れを“見える化”していました

ショートスキルを行いました。

ドリブルリレー

　前の時間に、子どもたちが気付いた「ドリブルは強く打つとよい」ということを、紹介していました。

パス交換

しっぽ取り

　意図的なショートスキルを行いながら、だんだん「スペースの使い方」を意識させていきました

３対２ゲームを行いました。

あるチームを例に、人数と役割分担を模範演示させながら先生が説明をしました。それから自分のコートに分かれてゲーム・・・

ゲームを行いました。

役割を分担して、時間を区切って交代する方法で行いました。

 作戦会議・・・体育の時間も、必然性のある「話合いの場」を設定することで、互いに学び合う姿が見られました

 TTで学習することで、教師も役割分担することができ、とても有効です

T1…全体指導（6-3担任の先生）　　T2…ラインを引いたり、別のコートの指導をしたり・・・（6-2担任の先生）　　T3…人数の少ないチームに入ってサポート（支援の先生）

後半戦は、役割を交代して行いました。

本時の授業を振り返り挨拶をしました。

全体が見える位置にいる役目のゴールマンが、チームにプラスになるアドバイスをしていたことが、とてもよかったと、称賛していました

この後、みんなで協力して片付けをしました

　放課後、先生方でリフレクション

　体育の授業は、活動量の確保が大きな課題になりますが、今日の授業では、それが十分できていて、子どもたちも満足そうでした。そのような授業が成立したのは、6-2も6-3も普段から、子どもたちが互いに声を掛け合い、チームでアドバイスし合う関係ができているからだろうと思います。両クラスとも、とてもよい学び合いが成立するクラスに高まっています一人一人が、主体的に取り組む姿が見られ、6年生としての力を改めて実感しました

　見学の子への配慮もされていて、役割分担の中で、チーム内で一緒に活躍することができるのも素晴らしかったです担任の先生の指示が大変分かりやすく、さらに全員が共通のめあてをもって授業に取り組めるよう、意識を高めていたことが、大きなポイントだと思います

　今日の授業から学んだことが、たくさんありました体育の授業づくりについてはもちろん、他の授業にも活かせる「学級づくり」「学業指導」の基本を吸収し、どんどん取り入れていきたいと思います