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学校課題 研究授業 ~2年2組
6月18日(水)の3時間目に、学校課題 研究授業として、2年2組の道徳の授業を参観し合いました今回も、新規採用教員のための「先輩の授業」としても位置付けています
「みんなでつかうためには」という主題を「一りん車」という資料を用いて学習しました
始まりと終わりの挨拶は、全員が起立するのを待ち、よい姿勢で行っていました
時間配分を考慮し、資料を事前に読んで、「だめだと思うところ」「みんなで話し合いたいこと」を出し合っておき、今日の授業を迎えました。
挿絵を黒板に掲示しながらのあらすじの確認も、スムーズでした
資料について考えていきました。
登場人物二人の行動は「いけないことだ(✕)」「気持ちはわかる(〇)」の二択で、自分の考えに近い方にネームプレートを貼っていきました。
それぞれ、その意見の理由や、具体的に考えたことを話し合っていきました。発表したり、席が近くの友達同士で相談したりして、だんだん考えが明確になってきました。
子どもたちから出た意見を、先生が黒板に短い言葉で書いていきました
話し合っていくうちに、「〇」と「✕」に入らない「真ん中」の考えが出てきたので、「△」の欄を作って、ネームプレートを貼り替えていきました。
登場人物の二人が、どんなことを学んだのかを考えました。
自分自身の在り方について考えました。
一人一人、真剣に振り返って、道徳ノートに自分の考えを書きました
数名の子が発表すると、周りの子どもたちからは自然に拍手が起こりました
授業が終わってから、ノートに書いていた意見を、参観に来てくださった先生方に聞いてもらう時間をとりました
たくさんアウトプットできた子どもたちの表情は、とても満足そうでした
放課後、先生たちで授業のリフレクションを行いました子ども同士の話合いはもちろん、全体での話合い、発表の姿、聞く姿勢など、とても意欲的で、子どもたちの成長を感じました
先生が、黒板に分かりやすく掲示したり意見をメモしたりしていったので、子どもたちはその板書を頼りに考えることができていました
子どもたちのつぶやきを拾い、それを広げたり、発言に対して、「それはどういうこと?」「どうしてそう思ったの?」等と投げかけていく支援によって、考えをより深めることができました
先生の揺さぶりをかける声掛け等によって、「気持ちはわかるけど、してはいけないこと」「自分さえよければいいという行為は、周りに迷惑がかかる」などの本音も出てくる授業でした
2年生の発達の段階で他者のことを考える視点が出てきたことも、大変すばらしいと思いました
授業は、学級経営が基盤となっていることを、改めて実感することのできる、多くの学びのある時間となりました今日の授業から学んだことをどんどん取り入れ、課題となったところを改善していきたいと思います
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