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朝会(校長講話)脈々と受け継がれている「和」の精神
2校時と3校時の間の「いきいきタイム」
に体育館で朝会が行われました。校長が
全児童に話をする時間です。15分間で
す。全児童対象に15分間で授業をする
というわけです。
今日は、校庭南側に設置されている「時計
塔」について授業しました。
1 塔の名前
「プール前にある塔には名前がついていま
す。何というでしょうか。」
分からない子が多いのではないかと思いま
したが、多くの子が「時計塔」と口にして
いました。
2 「時計塔」の高さ
「時計塔」の高さを3択で考えさせました。
多くの子が②4m80cmに手を挙げていま
した。
3 いつ つくられたのか
これも3択にして選ばせました。
②23年前(23歳)に手を挙げる子が多
かったのですが、43年前(親と同じくら
いの歳)なのです。
4 創立50周年記念
学校ができて50年がたったので、記念に
この「時計塔」をつくったことを説明しま
した。
5 いくらかかったのか
つくるのにいくらかったのかを3択にして
考えさせました。
②180万年に多くの子が手を挙げていま
した。
43年前に280万円をかけてたてたので
すというと、子供たちは驚いていました。
6 なぜ、この「時計塔」をつくったのか
ここが本題です。
時計塔の下の方に漢字一文字が刻まれてい
ます。
何と読むかを質問したところ、「わ」と多
くの子が答えていました。
「和」の意味を考えさせました。
どんな願いが込められているのか。
近くの子と相談する時間をとりまました。
数名に答えてもらいました。
「この学校が平和になってほしい」
7 「和」に込められた願い
子供たちの意見を認めつつ、
この学校ができて50年たった記念に時計
塔をつくったこと。
「学校の子供たちがなかよく協力して学習
や生活をしてほしい」という願いをこめて
「和」という文字を刻んだことを説明しま
した。
そして、この「和」の精神はみなさんに
しっかり伝わっていること。
これからも「和」の精神を引き継いでいき
ましょうと伝えて授業を終えました。
先生方からも「楽しかったです」「初めて知
りました」など感想をいただきました。