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本校は,昭和6(1931)年4月17日に,瑞穂東尋常高等小学校・同校川連分教場・瑞穂南尋常高等小学校を廃し,同一校として許可を受け「瑞穂尋常高等小学校」となったのを“創立記念日”としています。そして,変動する時代とともに学校名も変わっていきます。
まず,創立してからおよそ10年後の昭和16(1941)年4月1日に,国民学校令施行により「瑞穂村国民学校」となりました。
そして,終戦後の昭和22(1947)年4月1日に,学校教育法施行により「瑞穂村立瑞穂小学校」となり,昭和31(1956)年10月1日には,瑞穂村・富山村・水代村の3村合併により「大平村立瑞穂小学校」となりました。
さらに,昭和36(1961)年11月3日,町制施行により「大平町立大平東小学校」となり,平成22(2010)年3月29日,栃木市・大平町・藤岡町・都賀町の1市3町合併により現在の学校名「栃木市立大平東小学校」となりました。
現在の鉄筋コンクリート2階建て校舎は、昭和47(1972)年7月12日に完成しました。
【昭和6年度尋常科卒業生】
【昭和6年度高等科卒業生】
【昭和38年12月2日 音楽科研究発表会】
【昭和45年11月撮影 旧校舎】
※国立国会図書館蔵旧大平町HP・栃木市HP・「大平町の歴史」より
【初代町章】
初代町章は,昭和46年11月町制施行10周年の際に制定されました。大平町の“大”に,大平の“ヒラ”を図案化したもので,大平町の有和と限りなき躍進を表しているそうです。
【2代町章】
町制施行30周年を記念して町民の公募により制定された町章です。町の花アジサイの花びらをモチーフに,未来に向かって新たな歴史を歩むことを表したもので,将来性豊かな大平にふさわしいことから選ばれましたそうです。
【栃木市章】
平成22年10月2日に開催された合併記念式典で発表されました。緑色の4本のラインは「自然」,「歴史」,「地域」,「人」を表し,青色はこれらがひとつとなった大河の流れを,その先にあるオレンジ色の円は輝かしい未来と人々の情熱を表しています。いままでの歴史を受け継ぎ,明るい未来へと続くイメージを栃木市の「と」の文字をモチーフに表現しました。
【町名の由来…なぜ“太”ではないのか】※国立国会図書館蔵旧大平町HPより
昭和31年9月30日に,富山村(とみやまむら),瑞穂村(みずほむら),水代村(みずしろむら)の三村が合併し,大平町の前身である大平村が誕生しました。
「大平村」という町名の由来ですが,町の北西部に名勝「太平山(おおひらさん)」があり,町内に鉄道が2線通り,それぞれ1駅ある駅名も当時の国鉄両毛線が「大平下駅」,東武日光線が「新大平下駅」と名付けられていました。
しかし,「太平山」は「太」の字に点があり字画数が四画になってしまうので,点を取り「大」とし,「大」は三画,「平」は五画,「村」は七画と,「七・五・三」となり縁起のよいものであること,また,天平太平とも言われ,いつまでも大いに平らな村であるとの願いもあり,「大平村」と決定しました。
その後,昭和36年11月3日,町制施行により現在の「大平町」が誕生しました。
平成22年3月29日に「栃木市立大平東小学校」となったことを受け,今の校章は,大平町の町章から栃木市の市章に変更されています。旧校章は,体育館ステージ緞帳上幕に付いていましたが,創立90周年を記念して新調し,現在の校章に変更される予定です。
◆瑞穂小学校【瑞穂小学校校旗】
会議室に保管してある「瑞穂小学校校旗」です。布地が,紺色になっています。
◆大平東小学校【大平町立大平東小学校校旗】
初代町章が入っています。布地が,臙脂(えんじ)色になっています。
【体育館緞帳上幕】
2代町章が入っています。校旗は作り直さず,体育館ステージの緞帳(どんちょう)上幕を新調した際に創られたものです。
【栃木市立大平東小学校校旗】
創立80周年を記念して,現在の校旗が新調されました。大平町章の部分が栃木市章に変更されました。
【校章の由来】
かつての卒業文集中表紙の裏面に,「校章の由来」が下記のように書いてあります。
〈昭和62年度卒業文集より抜粋〉
地域の特色を生かし,瑞穂小時代の校章の「稲穂」を取り入れて,それに「大平町」の町章を付け,本校の象徴とされています。