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【3年生】校外学習~おおひら歴史民俗資料館・郷土資料館~

社会科「くらしは、どのようにうつりかわってきたの」の学習の一環として、歴史民俗資料館・郷土資料館に校外学習に行きました。

大平のぶどう団地にある資料館は、郷土資料館になっている戸長屋敷と隣り合っていて、古い建物や道具が大切に保存されていました。

「このお屋敷の玄関は4つあって、お侍さん用、お客様用、家の人用、馬用に分かれていました。」の説明に

「えー!?」と驚き、興味津々で見学しました。馬もリアルでびっくりです。

台所用品や、農機具の見学をした後、昔の道具である「千歯こき」で脱穀と、「唐箕(とうみ)」で米の選別の体験をさせていただきました。

千歯にしごかれて米がプチプチと弾け飛んでいったり、木の風車でもみが吹き飛ばされていくのを見たりして楽しかったようですが汗・焦る米は散らかるし当時はビニールシートなどあるはずもありません。その他にも多くの行程を経て食べられる状態になるお米。長時間をかけて人力で、機械を使わずに行う昔の米作りは、現代人には計り知れない程の苦労があったことを想像しました。疲れる・フラフラ

この体験のために、収穫した稲を脱穀せずに取っておいてくださったり、体験のための準備から片付けまでお世話をしてくださったこともありがたい限りです。

質問タイムでは、昔のゴミを出さずに活用する循環型生活について、「エコだね。」「地球に優しいね。」と気付けた子もいました花丸

歴史民俗資料館では、江戸時代~昭和に使われていた灯りや、計算・量りの道具、足踏みミシン、蓄音機、木製冷蔵庫や洗濯機などの道具を見学しました。

「ハンドルを回してネジを回し、レコードを回してから針を落とすと…」「ちゃんと音楽が聞こえる!」「下の扉を開けた方が音が大きい!」「ベートーベンだ」(←正解です「エリーゼのために」)一つ一つの道具の実演に見入っていました。

 

たくさんの学びを、これからの学習に生かしていきます。