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6年保健「飲酒の害」
6年生の体育科保健領域で「飲酒の害」という学習があります。
この学習では、事前に保護者様から同意をいただき、パッチテストを行いました。消毒用エタノールを付けた絆創膏を腕に貼り、皮膚の色の変化を観察する実験です。7分間腕に貼り、剥がして観察、さらに8分経過してから観察と、2回の観察タイムを設けました。児童一同、この実験を楽しみにしていたようで、絆創膏を剝がすまでの待機時間は、お互いに皮膚の色を予測し合い、盛り上がっていました。
皮膚の色が赤く変わった人を「赤チーム」、色が変わらなかった人を「白チーム」として、人数を数えていきました。「赤チーム」の人も、「白チーム」の人も、飲酒に対する危険は潜み、前者は急性アルコール中毒、後者はアルコール依存症などの注意が必要と言われています。この実験で、自分がどのタイプなのかを見極め、飲酒に対する害を学ぶことができました。
ロールプレイでは、児童が飲酒の誘いを断る体験をしました。法律や体への影響を理由に挙げ、毅然とした態度で断ることができていました。頼もしかったです。