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職員研修を行いました【その2】

「授業力UP・マイスター・プロジェクトの実践より」と題して、校長先生主催の研修会を行いました。

 まず始めに、校長先生が合戦場小で4年生を担任されていたときの「学級会」の様子を録画したビデオを視聴しました。学級会では毎回、音楽係が中心となって作ったクラスの歌を歌って始めていたそうです。「世界に1つだけの花」の替え歌でした。子どもたちの歌声にほっこりしました。要所要所でビデオを止めながら「係が提案する学級活動の話合い」の様子と支援のポイントの確認をしました。教師が出過ぎてもいけないが、教師が適切な場面で意図的に指導するこの大切さを学びました。

 次にグループに分かれて、演習を行いました。今日は、先生方が児童の役です。それぞれの係に分かれて、何月何日の学級会で話合い活動、または集会活動をしたいのか、希望日を決めます。

「ブック係」「レク係」「お祝い係」「ミュージック係」「飾り係」「発見係」に分かれて、話し合いました。児童の役になって話し合うことで、新しい発見がありました。希望日が重なってしまったときは、係の事情を聞いて話合いです。時期も踏まえて提案することで、お互いが納得することができ、「それなら、〇〇係に譲ろう」ということが自然にできるようになるそうです。まさに、対話的な学びです。

 係の提案を生かした学級活動を支援することで、自分たちの提案する学級活動に目を向けて、計画的に準備に取り組めるようになってきます。また、日々の生活の中で出てきた学級の諸問題や子どもたちからの提案を大切にすることで、児童自身が学級を、学校をよりよくしていこうとする力も身に付いていきます。この研修で学んだことを生かして、2学期の学級活動に取り組むことが今から楽しみです。