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道徳トピック(学年便り7月号抜粋)

1学年
 ~道徳の窓~    
 学校開放週間の最終7月4日(金)5校時は全学年一斉に道徳の授業を 公開します。1年生の教材は「涼風」~7月のラッシュアワーの朝、お年寄り に席を譲った60代の女性がいました。すると、その女性に席を譲るリュックサックを背負った20代の若者が現れたのです。若者が席を立つと、その 前に座っていたやはり20代の女性が、若者に「リュックを膝の上にどうぞ」と声をかけます。思いやりの心のリレーの光景は、蒸し暑い電車の中での、一瞬の涼しい風のようだった~と、こんな内容です。 
 生徒達の日常を見ていると、さりげなく友だちを助けている光景をよく見かけます。しかし、いざ何かが起きたとき、助けたい気持ちがあっても、行動に移せないことも多々あります。そんな生徒達の心の葛藤を振り返らせ「よりよく生きるとはどういうことか」を考えさせたいと思います。

2学年
 集団読書感想文
「走れメロス」を読んで
   2年1組 Hさん
 僕は「走れメロス」を読んで、真の友 情とはどういうものかというこについて学びました。セリヌンティウスが死を覚悟してメロスの身代わりになり、メロスを信じてずっと待ち続けていたことに感動しました。僕もメロスやセリヌンティウスのようにお互いを信じ合えるような友達関係を築いていきたいと思います。

 「最後の一葉」を読んで
 2年2組  kさん
  私は「最後の一葉」を読んで、「命の大切さ」を改めて感じさせられました。老画家の描いた一枚の葉の絵が一人の女性に生きる希望を与えたことに感動しました。この物語を読んで、命は自分一人のものではなく、多くの人とのつながりの中で存在しているということも分かりました。

「一房の葡萄」を読んで
 2年3組 Oさん 
 この物語に出てくる先生の言動には子供に対する愛情や大切に思う気持ちがとてもあふれていて素晴らしいと思いました。悪いことをしてしまった「僕」の気持ちを先生の言葉と行動が変えました。そんな先生の優しさと人間性に私は感動しました。私も常に相手の立場に立って考えられる人間になりたいと思います。

3学年
  学校開放週間の最終7月4日(金)5校時は全学年一斉に道徳の授業を 公開します。3年生は「すばらしい青年たち」を行います。
 よく言われる「今どきの若い者は・・・ 」という総称的な決めつけた見方をたしなめ 「わたし」がかかわった二人の若者の姿を映し出すことによって,今の若者のすばらしさ,たくましさを描いています。自分の理想を追い求めるA君,困難にめげずに人生に立ち向かうB君,どちらも自分を生かして,人生を切り開いていこうとする姿勢にあふれ,偽りのない誠実な生き方が伝わってきます。
 受験を控えた3年生には、それぞれの青年の生き方がどのように写るのでしょう。「生きる」ことを生徒と共に考えていきたいと思います。