学校ニュース

1025グローバルデー

  10月25日(水)にグローバルデーがありました。栃木市に在籍するALT(外国語指導助手)11名が来校し、朝から下校までの一日中、英語でのコミュニケーション活動や異文化体験活動を行ったり、高学年の外国語科の授業に参加したりしました。

 まずは、オープニングセレモニーです。Teamsを使って、各教室にTV画面からご挨拶。それぞれの出身国や得意なことなど、楽しく自己紹介してくれました。校長先生からは、「教室は、まちがうところです。自信がなくても、思い切ってやってみましょう。」とお話がありました。

 そして、メインイベントのステーションアクティビティ。1~6年生までの交流班で、校内9会場に分かれて活動しました。フィリピン、ドイツ、オーストラリア、ケニアの遊びやスポーツを、ALTの先生方が英語で丁寧に教えてくださいました。各班が交代で、計4つのアクティビティを楽しみました。

 

 子どもたちの感想の一部です。「少し失敗したこともあったけど、先生がとても優しくてかっこよかったです。」「物を作ったり体を動かしたりしていろんな国の文化を体験できました。」「こんなにたくさんの外国の人たちがくるのはめったにないし、初めて会ったALTの先生となかよくなれたのがとても嬉しかったです。」

  4・5時間目は6年「Welcome to Japan~好きな日本の文化~」、5年「I’d like a pizza~オリジナル・メニューをつくろう~」という外国語の授業でした。

 6年生はALTの先生方にインタビューしたり、日本のよさを伝えたりする学習です。

 「フリートークで質問する時間には、詳しく答えてくれました。話が止まってしまったときでも話を変えてくれたり、向こうから質問してくれたりしました。」「先生方のリアクションで私たちも安心したし、ツッコミなどもしてくれて、とても面白かったです。」「インタビューでたずね方が学べて、聞き取る力もつきました。」

 5年生は、レストランで先生方をおもてなしする学習です。

  「毎日家で何回も練習して、本番にはすらすら言うことができたので、英語を話すことに自信がつきました。」「練習の成果が発揮できるか心配でしたが、思った以上に上手に言えました。」「レストランでの受け答えの仕方を覚えることができ、以前より英語に親しむことができました。」

 お昼の放送では、放送委員の4年生が3名のALTの先生方とEnglishトークを行い、事前に全校生からとったアンケートをもとに、英語でインタビューをしました。こちらも練習の甲斐あって、楽しい会話が弾みました。

 楽しい1日が終わり、下校時に行われたクロージングセレモニーでは、ALTの先生方がお別れの挨拶の中で赤津小の子どもたちのよさをいっぱい見つけて、褒めてくださいました。さよならまで一日中笑顔を絶やさなかったALTの先生方…。言葉や文化の違いはあっても、笑顔で心はつながるのだと改めて感じました。

 子どもたちは英語でコミュニケーションを取ることの楽しさ、喜びを味わうことができたようです。「毎週グローバルデーがいい!」とみんな口々に話していました。これからも、異なる文化や言語にも進んでチャレンジできる児童に育てていきたいです。