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運動会を終えて・最終回 ~改めて御礼申し上げます~
9月13日に開催した運動会の様子をこれまで5回にわけて掲載してきました。最終回の今回は、保護者の皆様・地域の方々への改めての御礼です。
運動会当日5:30時点での校庭の状況は、前夜からの雨の影響により多少の水たまりが見られたものの、教職員で水取りを行えば、運動会開始予定時刻に十分間に合うと考えられる状態でした。(下写真)
一方、朝のうちは一時的に小雨の予報があったため、念のため30分開始時刻を遅らせ8:30に開会式を実施することを保護者あて一斉メールにより発信したのが5:45でした。
しかしながら、メール発信とほぼ同じ時刻に降り出した雨により、校庭のコンディションが予想以上に悪化し、水浸しの状況となりました。(下写真は6:45分頃の様子)
教職員総出で水取りを行ったものの、校庭の復旧が思うように進まず、保護者の方に水取り協力のお願いについてメールを発信したのが7時35分頃でした。
その後、協力依頼のメールをご覧になられた多くの保護者の方に加え、地域・来賓の方々からも水取りのお手伝いをいただいたことで、復旧作業が進むとともに、生徒たちからも「自分たちの運動会だから、自分たちも手伝います」の声があがり、保護者・地域の皆様方・生徒・教職員が力を合わせたことで、9時15分に開会式を開始することができました。(下写真)
校庭のコンディション不良により、一時は運動会の実施さえ危ぶまれた中、衣服が汚れることも厭わず、献身的にお手伝いいただく保護者・地域の皆様方の姿に胸が熱くなりました。お陰様で、生徒にとっても、主体性や協力の大切さを学ぶとともに、保護者や地域の方の教育活動への温かなご支援を実感する、意義ある運動会となりました。
日頃より、保護者や地域の皆様方が陰に陽に本校教育活動を支えていただいていることに、改めて感謝と敬意の念を抱いた一日となりました。心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
【令和7年度の開始にあたり】
栃木東中学校は、本市の名誉市民である山本有三先生の【竹の教え:竹は、途中で曲がったり、くねったりしないで、いちずに天を目ざしている。そして、土の下で、しっかりと手を握りあっている】を教育理念に生かしています。山本先生の【竹の教え】には、この言葉以外にも、多くの示唆に富む言葉が含まれています。例えば『(竹は)どんどん雪が降り積もってくると、じいっと辛抱している。どんなに上からの圧迫が強かろうと、口を結んでこらえている。そして、雪が小やみになると、自分の力で積もっているものを払い落として、ぴいんともとの姿に返ってゆきます(※中略箇所あり)』の部分などもその一つです。
本校は、今年度82名の新入生を迎え、全校生徒266名となりました。子どもたちが本校の学舎(まなびや)で過ごす3年間で、友と支え合い、絆を深めながら、まさに筍(たけのこ)のごとく、まっすぐに成長できるよう、ご家庭・地域の皆様方と力をあわせてまいります。
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