3・4年生を対象に医薬品の使用方法についての出前講座を実施しました。
5校時に3・4年生が、薬剤師の先生を講師としてお招きして、『薬の正しい使い方』について学習しました。
最初に、薬は病気を治そうとする力を助けるものであることを確認しました。
薬は、水かぬるま湯で服用することが大切であることを実験を通して学びました。
実験として、お茶に鉄分を含む薬を混ぜると、鉄分がお茶のタンニンに反応して、黒く固まり、薬の成分が変化してしまいました。これでは、薬が体の中に正しく吸収されませんね。
次は、薬を水で溶かすのとオレンジジュースで溶かすのでは、どんな違いがでるのでしょうか
水の場合「きれいに溶けましたー!」「きれいな水のままです!」
オレンジジュースの場合「みるみる泡だってきましたー!」「シェイクのようにふわふわとろとろです!」
オレンジ ジュースで飲むと、薬が効きすぎてしまって胃が荒れてしまうようです。牛乳で飲んでしまうと、薬によっては吸収されにくくなったり、効き過ぎてしまったりするようです。
薬は水かぬるま湯で飲まないと、正しい効果が得られないことが分かりましたね
次は、少ない水でカプセルの薬を飲むとどうなるのでしょうか。
濡らした指でカプセルを触ってみると・・・
「カプセルが指にくっつきました!!」「わー!くっついて取れない」
ではカプセルを水に浮かべて触ってみると「くっつかない!!」「ぬるぬるすべる」
薬を少ない水で飲んでしまうと、喉に貼り付いてしまい、喉が痛くなってしまうことがあるそうです。
薬はきちんとコップ一杯の水で飲まないといけませんね
薬には、主作用と副作用があり、決められた方法、決められた量で飲まないと
体を楽にするどころか、毒になってしまったり、副作用が強くでたりすることもあると学ぶことができました
これから薬を飲むことがあったら、今日教わったとおり、正しく飲んで
健康に過ごしていきたいですね