学校ニュース

茶道教室


 日本の伝統文化を学び、茶道を通して思いやる心を育みたいと
 茶道教室を開きました。
 講師の先生方は、三小学区の子ども達のために、と快く集まっていただいた
 岡田先生をはじめとする「栃木の例幣使街道を考える会」の皆様です。
 
 「お先に」「失礼します」「いただきます」などの挨拶には、
 相手や食べ物を大切に思う心があること、掛け軸の言葉「一期一会」の意味など、
 心に残るお話を伺うことができました。
 また、正しいお辞儀の仕方、座り方、靴を脱いでそろえるときの仕方など、
 子ども達が普段の生活の中で生かせる内容も盛りだくさんでした。

 そして、お点前を拝見し、実際に体験しました。
 用意していただいたお菓子を前に、喜ぶより緊張した面持ちで
 器から箸で懐紙にのせる姿が印象的でした。
 そして、講師の先生がたててくださった抹茶をいただくと、
 「おいしい」「あまい」などの声が次々とあがっていました。

 慣れない正座(30分)に辛い顔をしていた子もいましたが、
 授業後の感想には、
 「家では寝転んだり、椅子に座ったりすることが多いけれど、
 正座は気持ちが引きしまった」
 「一生に一度の出会い『一期一会』を大切にしようと思った」
 「思いやりの心をもって接すると気持ちがいいと思った」
 などの意見もあり、うれしくなりました。
 とても貴重な体験ができました。
 講師の皆様、本当にありがとうございました。