学校からの連絡

6年生社会科特別授業「宇都宮大空襲」

投稿日時: 2017/11/15 栃木第三小管理者
11月14日(火) 6年生の社会科の授業で、栃三小卒業の先輩にあたる山口スミ先生を外部講師としてお招きし、昭和20年7月13日の宇都宮大空襲のときの体験談をお聞かせいただきました。
 山口先生は栃三小の卒業生ですが、お生まれは宇都宮市で、小学校4年生のときに宇都宮大空襲に遭いました。お話しくださったのは、そのときの体験談です。
おびただしい焼夷弾で宇都宮駅から西に広がっていた市の中心街が火の海になり、命からがら逃げて助かったこと。翌日ご自身が通っていた小学校に行って、全焼して形もなくなった校舎と、校庭に集められたたくさんの人たちの亡骸を見たこと。大空襲の後、出征していた父親の実家をたよって栃木市大町に引っ越してきて栃三小の児童となったこと。戦時中の宇都宮市での生活の様子や戦後の栃三小での生活のことなど、戦時中や戦後の街の様子及び人々のくらしの様子を聞かせていただきました。
先生はたくさんの資料をご用意くださり、それらを自由に見て学ぶ時間もとっていただきました。
 教科書や資料集から学ぶのでなく、体験談として「生の話」を聞かせていただく機会はとても貴重な学習となりました。