学校からの連絡

中学校の先生が特別授業を!

投稿日時: 2017/12/13 栃木第三小管理者
12月13日(水)  今日は、栃木東中学校からお二人の先生が栃三小に来て授業をやってくださいました。英語の佐々木弘恵先生と理科の吉原智久先生です。
 佐々木先生は6年生の2クラスに外国語活動の授業を1時間ずつやってくださいました。子どもたちが英語に親しみながら楽しく学べるように、学習内容をゲームにして提示してくれました。
 最初のゲームは、英単語ビンゴです。先生が用意した英単語の中から各自が自由に選んでビンゴ用紙に書き込みます。その用紙を使ってみんなでビンゴを楽しみます。続いて、英単語が書かれたカードと、そのイラストの描かれたカードを裏返しておき、それらのカードを組み合わせる「神経衰弱」ゲームです。子どもたちはゲームを楽しみながら、英語に慣れ親しんでいました。

吉原先生は、5年生2クラスの授業を2時間ずつ担当してくれました。理科で「ふりこの不思議」を実験によって解明する授業でした。
ストップウォッチを使って実験開始
実験結果をもとにグループで考察

ふりこの謎を解明し、自然の不思議に感動しました。

 小学校の授業を中学校の先生がやってくれることで、子どもたちは小学校と中学校のつながりを感じ取ることができました。

 栃木市の目指している小学校と中学校の結びつきである「小中一貫教育」。栃三小は栃木東中学校との「一貫教育」に取り組んでいます。
 先日(12月11日)には栃木東中学校で、新入学説明会があり、中学校生活についての説明を受けた後、参加した6年生が、中学校の先生の指導による体験授業を受けました。英語、数学、国語、音楽など、7つの教科の授業を自分で選んで受けるというもので、教科担任制である中学校の「専門の先生による授業」を体験しました。これも小中一貫教育につながる取組です。
 小学校を卒業して中学校に入学するということは、学び舎が変わるだけでなく、学習も生活も大きく変わり、不安になってしまう子もいるものですが、それを連続したものとしてとらえ、「小中一貫9年間の教育」とすることで、その不安が解消されるなど、一貫教育にはたくさんのメリットが生まれてきます。
 一貫教育は学び舎を一つにするというのでなく、「小学校と中学校の一貫した9年間の教育」を作り上げていく取組です。栃三小では、これからも栃東中との連携の下、一貫教育に向けた取組を強化していきたいと考えています。