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6年総合「ふるさととともに生きる」最終授業
約1年間を通して学習を進めてきた総合的な学習の時間「ふるさととともに生きる」。本校卒業生であり、地域の偉人でもある「田村律之助さん」についての学習から始まり、最終授業の今回は、「自分の夢を実現するために大切なことは何かを考えよう」をねらいとして実施しました。田村律之助顕彰会会長の鈴木先生と現在律之助像を作成されている筑波大学川島先生の夢の実現についてのお話をお聞きした後、6年生の子供たちの夢についての夢マップを発表し合いました。更に、東日本大震災当初6年生だった子どものビデオレターの動画を視聴し、夢の実現を阻むものがあることを知り、夢の実現のために大事なことを考えました。子供たちはみんな真剣な顔でビデオを視聴していました。夢の実現は簡単ではないけれど、あきらめずに努力を続けたいなどと自分の考えを発表していました。卒業前の今、改めて自分の夢について考え、その実現のために必要なことなことをしっかり考え、強い気持ちをもつことができ、大変有意義な学習となりました。
鈴木先生、川島先生の夢の実現についてのお話
作成途中の律之助像川島先生から、「像の空洞を埋めるには、思いがなければならない。色々な人の思いを汲んで作成している。みんなの思いもちゃんと入っている」というお話がありました。
子供たちは、先生の作品に引き込まれるように見入っていました。律之助さんの像は、とても優しいお顔の表情です。
粘土で作った像や、ブロンズ像に触れさせていただくことができました。子供たちはその作品の素晴らしさを見て触れて感じることができました。
自分の夢を発表する子供たち:美容師、お寿司屋さん
スタイリスト、薬剤師などなど。様々な夢が発表されました。
東日本大震災 ビデオレター動画の視聴:夢の実現は簡単にできるものではないことも学びました。
夢の実現のために大切なものは何か、自分の考えを発表しました。
子供たちは、この学習を通して、たくさんの地域の方と出会い、対話し、皆さんの田村律之助さんや地域への思いや夢に触れることができました。また、律之助さんが実際に使っていた旅行鞄やブロンズ像に触れたり、本県出身の筑波大学川島先生とのオンライン美術館や律之助像の製造過程を見せていただくなど、たくさんの貴重な経験も重ねることができました。それらの体験を通して、子供たちは、ふるさとに誇りをもち、大事にしていきたいという思いを高めることができ、さらには、誰かのために自分の夢の実現に向かって頑張りたいという思いを強めることができました。大変有意義な学習となりました。子供たちの学びに多大なるご支援をいただきました、田村医院様、田村律之助顕彰会会長鈴木廣志様をはじめ顕彰会会員の皆様、筑波大学川島先生に心より御礼申し上げます。