学校ニュース

先生たちの夏休み③

 夏休みの先生たちは、様々な研修を行っています。今回は、アレルギー対応についての研修を行いました。食物アレルギーをもつ児童が、アナフィラキシー(強いアレルギー症状)をおこした場合、どのように対応するかをアクションカードを使って、実際に行いました。アクションカードとは、緊急事態発生時の判断を導き、行動を促すための事前の指示書です。複数の職員が様々な役割を分担し、速やかに対応するためには、アクションカードを使っての訓練が重要で、訓練をとおして、より実践的なアクションカードにしていくことも大切です。泉養護教諭のお話と動画視聴で、アレルギー症状が出たときの対応について学んだ後、実際にアクションカードを使って訓練をしました。子供たちの命を守るための有意義な研修を行うことができました。

 

動画を活用し、対応のポイントを教えていただきました。

 

アレルギー症状が出ている児童と担任の先生、周りの児童等、役割演技。隣の教室の先生は、内線電話で、職員室に連絡します。

 

アクションカードの一部。アレルギーを起こしている児童の対応は、複数の職員で行います。救急車を要請するため、全児童の対応を全職員で行います。

 

エピペンの使用法も訓練。職員室では、救急車の要請や緊急放送の指示が行われます。

 

緊急放送を聞いて、現場に駆けつける職員。

 

2回目は、別の教室で起こった場合を想定しての訓練。アクションカードの内容や職員の動きについて、話し合いました。今後、養護教諭を中心に、アクションカードの更新も行っていきます。