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学校ニュース
2018-078 1年総合「障がい者の理解(車いす体験)」
▲生徒による司会進行
▲学年主任の話
▲講師:倉野和樹様(左) 講話を聞く生徒(右)
▲競技用の車椅子体験
▲生徒たちを指導する倉野和樹様
▲車椅子バスケットボール体験
▲お礼の言葉
1年生の総合的な学習の時間における福祉関係の学習の一環として
今日は鹿沼市社会福祉協議会の倉野和樹様にお越しいただきまして
講話をお聞きし、その後車いす体験・車椅子バスケットボール体験をさせていただきました。
倉野さんは、20歳の時にプールでの事故により頸椎を損傷してしまい
現在は体の胸あたりから下の感覚がない状態だそうです。
それでも前向きに生きていこうと、現在は「車いすツインバスケットボール」に汗を流しています。
その名称の通り「ツイン」・・・・2組のゴールが設けられ
従来の車椅子バスケットボールに使用されている正規のゴールの他に
正規のゴールまで届かない選手のための低いゴール(高さ1.20メートル)がセットされます。
どちらのゴールに入れるかやゴールを決めたときのポイントは選手により決められていたりと
ルールも細かく設定されています。
全国大会出場も果たした倉野さんですが
それでも日常生活上まだまだ大変なこともあるとのお話でした。
電車や、人のたくさんあつまるところでは
まだまだ遠慮や不便な思いを感じることもあるそうです。
生徒からの質問には、「自宅のお風呂掃除が一番大変」とのお答えでした。
でも、常に「前向きに生きていく」ことを信念に
毎日を楽しく過ごしていると話していらっしゃいました。
生徒たちにまず車椅子の運転体験、そして車椅子バスケットボールを体験させていただきました。
生徒たちにとっては日常の車いす生活をしている人への声かけや手伝いの大切さや
来る東京パラリンピック時のボランティアの役割について考えさせられる学習となりました。