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今年度最初の避難訓練
今年度最初の避難訓練が行われました。
大きな地震が発生したという想定での訓練でした。
2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災を体験していない児童にとって、大きな地震の時に、どのような状況になるのか、想像がつきません。
万が一、大きな地震が起きたとしても、安全に自分の身を守れるように、工夫をした訓練を行いました。
地震発生時、いつ、どこにいるか分かりません。その状況に応じて、まずは自分の身を守る「ダンゴムシのポーズ」をとって、頭や体を守ります。
大きな地震が起きた後には、必ず余震があります。今回の訓練では、余震への対応も行いました。
点呼をしているときなのか、避難しているときなのか分かりません。
しかし、大きな地震の後には、必ず余震があることを知っていれば、対応もしやすくなります。
本校の校舎は、耐震化がされているので、倒壊や全壊をすることはありません。
ですが、地震によって火災が起こる可能性がゼロではないので、地震後に火災が発生したという想定で訓練を行いました。
火災発生の場所とそのときに児童がいる場所によっては、校舎内の階段を使用できないこともあります。そのようなときに、安全に避難できる経路として校舎北側の非常階段があり、今回はその階段を使用して高学年は避難しました。
校庭に常時示されている避難場所に、安全に避難が完了しました。
その後、校長先生から、大きな地震が起きたときにどのように自分の身を守るのか、避難するときに何に気をつければよいのかなどについて、パネルを使いながらお話がありました。
その中でも、大きな地震や自然災害があったときのために、家族と避難の仕方や身の守り方について話しておくことが大切であるということを話していました。
いつ、どこで起きるか分からない自然災害について、備えをしておくことが、命を守るためにとても大切だということを児童は訓練を通して学びました。
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