ブログ

9月13日 朝会 「日本語っておもしろい」

 9月13日学校公開日の業間の時間に、校長先生の講話朝会がありました。日本語のおもしろさについてのお話でした。児童はもちろん、保護者や教員も話のおもしろさに引き込まれました。
  
 講話の内容をほんの一部ですが紹介します。
1 ひとつ、ふたつ、みっつ という数え方はいったい何? 20歳を「はたち」というのはなぜ?
  → 日本にもともとあった数え方で10は「とお」20は「はた」。いち、に、さん…は中国から。
2 やばい どういう意味? 漢字もあります 厄場い 
  → 厄場(牢屋のこと)に行くことになるほどまずいこと
3 がまん 仏教 サンスクリット語の我慢・うぬぼれが反対に転じたもの
4 ピンからキリまで 何から何まで?
  → ピンはポルトガル語の「ぴんた」1を表す。キリは「切り」で終わりを示す。
     というわけで、はじめから終わりまでという意味
5 にまいめ はなぜ美男子を意味するの?
  → 歌舞伎小屋の看板は三枚。1枚目は主役、2枚目が美男役者、3枚目が笑をとる役者
6 あたりまえ もともとどういう意味?
  → 漁や狩りで、参加者ひとりあたりの分け前のこと
 
 日本語は長い歴史の中でいろいろなものを取り込んできたことが分かります。日本人は柔軟ですね。