10月21日、第2学年を対象にキャリアデザイン講座を実施しました。講師は有限会社フェードインの工藤敬子氏です。
講演では、変化の激しいVUCA時代を生きるために「これからの未来は誰にもわからない。だから、自分はどうしたいかを考え、やってみたいこと・好きなことに挑戦しよう」と語られました。
能力×想いによる表現が働く意味であり、能力とは知識・技術・経験の蓄積、想いとは情熱・決意・夢・志・信念を指します。想いを行動やモノづくりで表現すると、人から「ありがとう」の気持ちが返り、それがお金として還元されることも学びました。また、能力の掛け算でタグを増やすほど表現の幅が広がり、希少性の高い能力は給与にも反映されると解説されました。
講演のまとめとして、次の三つのポイントを示しました。
まとめ①:これからのことは誰にもわからない。だから、自分はどうしたいかを考えながら、やってみたいこと・好きなことをやってみよう。
まとめ②:仕事は思う以上にたくさんある。自分が何にワクワクするのか、その仕事を通して何をしたいのかという価値観を大切にしよう。
まとめ③:働くこととは想いを乗せて表現すること。少しずつ能力を高めていこう。
さらに、これまでの当たり前を疑うクリティカルシンキングや、今年中にやりたいことを10個書き、1つずつ達成する「根拠のない自信」の大切さも学びました。生徒にとって、働く意味や自分の価値観を考え、経験・成長・出会いを通じて、自分らしい未来を描くヒントを得る貴重な時間となりました。
わかりやすいスライドを使って説明してくださいました
生徒は多目的ホールで静かに講演を聞いていました
生徒代表お礼の言葉