学校のようす

4年 総合「高齢者疑似体験・車いす体験」




4年生が総合の学習の一環として、「高齢者疑似体験・車いす体験」を行いました。
 
高齢者疑似体験では、高齢者の体を体験するために、関節が曲がりにくくなるサポーターやおもり、耳あて、視界の悪いめがねを装着し、普段生活している学校の中を歩いてみました。
 
普段何気なく歩いている場所も、実際に歩いてみると、とても歩きにくく、特に階段は手すりと杖を使いながら、一段一段ゆっくりと歩いていくことしかできませんでした。
子どもたちからは「全然見えないし、うまく歩けない!」「すごい疲れる。」などの言葉が聞かれ、高齢者の方の苦労や、普段生活している場でも、様々なところで生活のしづらさがあることを感じているようでした。
 
 
また、車いす体験では、車いすで生活されている講師の方から、生活の様子や、車いすの扱い方、どのように手助けしてもらうと助かるのかなど、多くのことを教えていただきました。そして、自分たちで車いすに乗って操作し、小さな段差でも乗り越えることがとても難しいことを知ることができました。
 
 授業後に、「どのような人でも暮らしやすい社会になればみんなが自由に様々なことができる」と思うことができたようで、「高齢者や車いすに乗っている人がいて、困っていたら、声をかけて手伝ってあげたい」と言っていました。
 
とても貴重な体験をすることができました。