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学校 学校の生き物たち紹介 №11

 今年は空梅雨になるのかと心配になるくらい雨が降らない日々ですが、校庭の草木たちは、仲間を増やすために花を咲かせたり、実を実らせたりしています。

 これらは、何という植物の花や実でしょうか?

   

 1つめは、キンポウゲ目メギ科の「ナンテン」の花です。体育館の東側にあり、今、まさに、白い花をいっぱいに咲かせています。これが、この後、真っ赤な粒々した実を実らせていきます。

     

 2つめは、ムクロジ目カエデ科の「イロハモミジ」の実です。校庭の南西側にある樹木園にあります。よく見ると、2枚羽根のプロペラのような形をしています。その付け根に種を持ち、熟すると枝から離れて、くるくる回転しながら場所を移動し、仲間を増やしていきます。

     

 3つめは、おなじみのムクロジ目トチノキ科の「トチノキ」の実です。少し前に、白い花を咲かせていたものが、このような固い皮に包まれたトチの実になってきていました。もう少しすると、クリの実に似たトチの実があちこちに落ちてくることでしょう。

     

 明日、6月15日は、「栃木県民の日」です。栃木県に関わる事柄について、調べたり、理解したりする機会としていきたいものです。残念ながら、栃木県では学校はお休みにはならないのですが………。