学校ニュース

平成27年度入学式が行われました。

 昨日の雪が、太平山頂に残る寒い朝ではありましたが、校庭の水たまりもすっかり消え、さわやかな気持ちで、95名の新入生を迎える入学式が、体育館で行われました。
  
 その中の、学校長式辞の前段で、校長先生から三択のクイズが出されました。
 「学校生活の中で、勉強することは大切なことですが、校長先生が、その次に大切だと思っている時間はどんな時間でしょう。」
  1 やすみじかん   2 きゅうしょくのじかん   3 せいそうのじかん
 さて、新入生は、どのじかんを選んだと思いますか?

 なんと、大多数の新入生が、せいそうのじかんを選びました。しかも、2年生と3年生の大多数の子どもたちも同じでした。
 なんてすばらしい心が育っていることでしょう。校長先生が大切な時間とおっしゃったことを基に、学校や身の回りをきれいにする清掃の時間が大切だと考えられたのです。

 実は、校長先生の答えは、やすみじかんでした。授業は先生と共に学ぶことが中心ですが、休み時間は、先生がいなくても、友達と工夫したり協力したりしながら楽しく過ごす時間であるという理由からでした。

 今日から始まった小学校生活6年間の中で、たくさんの友達をつくり、元気に楽しく、勉強や運動にがんばってほしいと願っています。たくさんのお兄さんやお姉さん、そして、校長先生を始めとするたくさんの先生方、さらに、本日も来賓でご臨席くださいましたPTAや地域の方々が応援しています。また、たくさんのお祝いの言葉を贈ってくださった幼稚園や保育園の先生方も、皆さんの成長ぶりを楽しみにしてくださっています。時には、つらいことや悩むことがあるとは思いますが、一つ一つを乗り越えていき、たくましく生きる力を身に付けていきましょう!
  
 そうは言っても、お子様の最大の支援者は、ご両親を始めとするご家族の皆様です。新たなスタートを切ったお子様の、よき理解者であり、よきアドバイザーであり、よきパートナーであっていただきたいと思います。

 最後に、お子様の健やかな成長を見守るために、ご家庭と地域、そして学校が連携、協力して、より良い教育環境を築き上げていきましょう。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。