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学校 学校の生き物たち紹介 №5

 連日の「生き物たち紹介」シリーズですが、出会ってから調べ始まり、本日、やっと明らかになった生き物がいるので、ぜひ紹介したくて記事にしてしまいました。

    

 左上のような葉を茂らせ、右上のような実を実らせる樹木に、その生き物が群がっているのを、去る4月23日(木)のお昼過ぎに、6年生男子が発見して、職員室に知らせてくれました。
 この樹木は、エノキ(ニレ科)という樹木です。校舎の南側の西端に植えてある大木です。
 このエノキの葉をえさとして食べて育っているのが、下の幼虫です。

      

 正直に言いますと、当時は、ガの幼虫と勘違いして、一部を駆除してしまいました。しかし、何の幼虫かがすぐに分からず、気になっていたところでした。
 そんな中、本日、あるチョウの幼虫であることが分かりました。(ガの幼虫ではなかったのです。ごめんなさい・・・。)
 さて、何というチョウの幼虫なのでしょうか。

 それは、チョウ目、タテハチョウ科の ヒオドシチョウ というチョウの幼虫だったのです。羽を閉じた姿はとても地味ですが、羽を開くと、鮮やかな緋色に黒色の斑があり、黄褐色と青色の縁取りがある、とても美しいチョウです。

 ちょっとグロテスクな幼虫なのですが、今後の成長を見守り、ぜひ、さなぎから出てくるヒオドシチョウを見てみたいと期待に胸を膨らませているところです。