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2015年12月の記事一覧

2学期終業式

 12月25日(金)に、第2学期終業式を行いました。体育館が復旧しないもどかしさを感じますが、今回は場所を3階の音楽室に移し、マイクなしの終業式となりました。
 先生と子どもたちが被災した試練を一緒に乗り越える中で、また一つ成長の姿が見られました。計5週間にわたる藤岡第二中学校での生活では、藤二中の生徒さんと子どもたちの“かかわり合い”の中で、成長する姿が見られました。心に残る出会いがあったのではないでしょうか。日々の学習においても、目当てをもって臨み、楽しく活動する中で一人一人の子どもが成長してくれたと思います。
 部屋小学校の保護者の皆様方お一人お一人に教育活動を支えていただき、PTA活動やボランティア活動を通して応援していただいたことで、この2学期も実り多いものになりました。来年2016年も子どもたちが「考える子・心豊かな子・健康な子」に成長できるように、全力で取り組んでまいりたいと思います。3学期も保護者の皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。  
 2016年が皆様にとりましてよい年になりますよう願っております。
  
  
  
                
 

昔の遊びをしよう!

 12月22日(火)に、ボランティアの皆様(おじいちゃん、おばあちゃん、おかあさん)に学校へ来ていただき、昔の遊びをしました。
 1年生はお手玉やコマ回し、あやとり、竹とんぼ、カルタ取り、おはじき、竹鉄砲などの昔の遊びを教えていただきました。子どもたちはお手玉3つを上手に操るおばあちゃんの技にびっくりしました。また、ベーゴマについては、床(トコ)と呼ばれる土俵の中にベーゴマを入れて飛び出したら負けになることなども実際にやっていただき、1年生は見て聞いて覚えることができました。
 ボランティアの皆様のお陰で、楽しい時間を過ごせて子どもたちも大満足でした。お忙しい中、本校まで足をお運びくださり大変有り難うございました。
  
  
  


図書委員会による読み聞かせ

 12月17日(木)に、低・中・高に分かれての読み聞かせを行いました。今回は校舎が被災したため、10月に実施予定だった読書週間を12月に延期し、実施することになりました。
 読み聞かせをする図書委員会の児童は、どうすれば会場の児童に楽しんでもらえるか、いろいろと考えてきました。そして、児童たちも「今日はどんなお話かな~」と、とても楽しみにしています。
 今日のお話は、低学年「こびとのくつや」、中学年「100万回生きたねこ」、高学年「ナホトカの犬」でした。読み聞かせ後、児童からは「とってもおもしろかったです。」「登場人物のようになってみたいと思いました。」などの感想が出されました。この読み聞かせを通して、さらに本に興味をもつ児童が増えてくると良いですね。図書委員会の皆さん、ありがとうございました。
  
  
「こびとのくつや」
 正直者の靴屋さん。でもだんだん貧しくなり、ついに靴一足分の皮だけになってしまいます。ところが翌朝、不思議なことに見事な靴ができていて、すぐに売れました。同じことが続いたある夜、靴屋さんが工房をのぞいてみると、二人のこびとがあらわれて・・・。グリム童話の名作です。
 
「100万回生きたねこ」
 100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。王様、船乗り、手品使い、どろぼう、おばあさん、女の子・・・100万人の人がそのねこをかわいがり、100万人の人がそのねこが死んだときに泣きました。
 あるときねこは誰のねこでもない、のらねこになりました。自分が大好きなねこは、めすねこたちにちやほやされて有頂天になりますが、一匹の白く美しいねこに魅せられます。
やがて子どもが生まれ、自分よりも大切な家族を持つことに。そして・・・。
「ナホトカの犬」
 井上さん達は、最後の抑留者として帰国が許された。ハバロフスクからナホトカまで、800キロは列車の道程。井上さんの同室の仲間達は、ハバロフスクに置いて来たクロの事が気がかりだった。ナホトカ港には、帰還船「興安丸」がその姿を横たえていた。あの桟橋を登れば日本に帰れる。誰もが胸躍る想いだっただろう。その時、犬の鳴き声がした。クロだった。誰かが列車に乗せたのだろう…クロはナホトカまで着いて来ていたのだ。井上さん達は・・・。

5年国語集会

 12月9日(水)の朝活の時間で、5年生の国語集会を行いました。今回は体育館が使用できないため、上学年と下学年に分けて音楽室で実施しました。
 5年生は
国語で,「竹取物語」「平家物語」「徒然草」「おくのほそ道」等の古典の作品について学習しました。それぞれ8グループに分かれて,部屋小のお友だちに伝えました。特に、古文の響きやリズムに関心をもってもらおうとするとともに,内容の大体を把握しながら音読することができるように心がけました。

  

  
  

4・5年遊水地見学

 12月8日(火)に、4・5年生は渡良瀬遊水地の治水機能を学んできました。
 第一排水門は調節池の中で最大容量の第一調節池の南端にありました。現在は、開閉装置の交換工事が行われています。今回の学習会は被災した子どもたちに遊水地への理解を深めてもらおうと、栃木市が企画したものだそうです。国土交通省利根川上流河川事務所や工事を担当する建設会社が協力して実現したものです。
 5年 大島空さんは、「ハート池(谷中湖)に川の水をためる遊水地の大切さが分かった。いつも開いている扉が閉められる様子は迫力があった。」と、話していました。