学校ニュース

4年校外学習(那須野が原)

那須野が原を見学してきました(4年)

 4年生が社会の学習として、那須野が原を見学してきました。今でこそ田畑が開けた那須野が原台地ですが、昔は水がなく、水くみ作業が大変重労働で、農作物を育てることは難しいことでした。それは、那須野が原台地は、火山灰で覆われた大地でしたので、近くにある蛇尾川と熊川は、大雨のとき以外は、水が地下にしみこむ、かれ川状態なので、遠く離れた那珂川まで水をくみに行かなければ成りませんでした。それを解決するために、印南丈作と矢板武が中心となり、苦労の末、那須疎水を完成させました。
 子供たちは、その先人たちの苦労や努力を肌で感じてきました。
<水くみやもっこでの土運び体験>

<当時の生活の様子を聞いてきました・那須野が原博物館>

<楽しみのランチタイム>

<西岩崎頭首工>
 ここから、那珂川の水を引き、那須野が原台地全体に水が流れていきます。那須野が原台地全体に那須疎水は広がっており、遠くまで水をくみに行かなくてすむようになりました。

現在使われているのは、4代目の頭首工です。その右側に見えるのが3代目の頭首工です。2代目の頭首工も現存していますが、写真には写っていません。もう少し右の方にあります。
3代目の頭首工は、初代の頭首工を作り直してできたため、初代の頭首工は残っていません。

 頭首工で取り入れた水が、那須野が原台地全体に流れていきます。そのスタートがここです。この後亀山隧道を通り抜け、どんどん枝分かれしていきます。