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学校 学校の生き物たち紹介 №16

 ここで、夏休みの後半に出会った昆虫たちをご紹介します。(名前が分かりますか?)

 ①   ②   ③ 

 ④   ⑤ 

 ①は、校庭南側の砂場で巣作りをしていた クロアナバチ(ハチ目アナバチ科)です。狩りバチの一種で、掘った穴に、幼虫のえさとなる仮死状態にした昆虫を運び、それに卵を産みつけます。
 ②は、体育館外トイレのガラス窓にとまっていた ルリチュウレンジ(ハチ目ミフシハバチ科)です。瑠璃色に輝くきれいなハバチですが、幼虫はツツジの葉を食べてしまう害虫として扱われています。
 ③も、体育館外トイレのガラス窓で見付けた イチモンジセセリ(チョウ目セセリチョウ科)です。やや小さめのチョウで、素早い動きで飛び回っているのを見かけます。
 ④は、オオミズアオ(チョウ目ヤママユガ科)という大型のガの一種です。残念ながら、羽根がずいぶん痛んだ状態でした。本来ならば、夜、電灯などに照らされて飛ぶ姿は、幽玄で、幻想的でもあます。
 ⑤は、職員室前の花壇で見付けた セスジスズメ(チョウ目スズメガ科)の幼虫です。見るからに大型でグロテスクな感じがします。ホウセンカの葉を勢いよく食べ尽くしてしまう厄介者です。